森田療法について
- 大正時代に、故森田正馬博士(初代慈恵医大精神科教授)が確立した、神経質症を克服するための理論です。
- 神経質症を器質的な病気とは考えず、人間性に対する誤った認識にもとづく精神的なからくりによるものと考えました。
- 感情をやりくりすることをいましめ、不快、不安、恐怖の人間として当然ありうる感情が起こっても、それをあるがままに受け入れて、目的に向かって、なすべきことをなす努力を続けていけば、不快等の感情が流れるようになって、症状が固着しなくなっていくと考えました。
- 神経質症とは、どのようなものか、なぜ神経質症になったのか、これからどのように行動していったらよいのかを、明らかに示しています。
集談会とは
- 森田理論の学習を、会員の自主運営で行う、相互啓発、相互学習の場です。
- 全国120カ所以上で、毎月1回開催されています。
- 調布・世田谷集談会は、この集談会の一つです。
- 生活の発見会は、集談会をまとめ指導する他、森田理論学習のために、さまざまな活動を行っています。
集談会の特長
- 参加者は神経質症の体験を持つ人ばかりなので、安心して話ができます。
- 一人では続かないことでも、仲間がいれば続けることができます。
- 自分が話し、他の人の話を聞くことで、刺激を受けたり、気づきを得たりして、森田理論を身につけやすくなります。
調布・世田谷集談会について
- 調布・世田谷集談会は、生活の発見会の森田理論学習会の一つとして、約40年の歴史があります。
- 集談会は、毎月1回開催しております。
- 集談会では、森田理論の学習を基本に、参加者同志お互いに励ましあい、神経症の克服を目指します。
- すでに克服した先輩会員の体験談、アドバイスなども参考となります。
- 20歳代から70歳代まで、男性、女性 および様々な職業の方が参加しています。